お庭に関するご相談は舩越造園までお気軽にご相談ください。
創業50年で培った豊富な経験と実績からお客様に合った方法をご提案させていただきます。
庭は生き物です。造ったばかりの庭と3年、5年、10年と時間が経過した庭とでは見え方も違い、お悩みもそれぞれかと思います。周囲の環境が異なれば、庭の環境も異なるのが常。
例えばこんな場合にはということを、それぞれ回答しています。よろしかったらご参考にしてください。
現在、芝生の庭なのですが、維持管理の作業が負担になっていて、この際芝生の庭をやめてしまおうと思います。どのように進めたらいいでしょうか?
まず、芝生はしつこいと思って下さい。
撤去した際に小さな根が少しでも残っていると、そこからドンドン成長し、思ってもいない場所に芝生がはびこってしまいます。綺麗に維持するのも難しければ、綺麗に取り除くのも難しいのが芝生なのです。対策としては、できる限り綺麗に取り除くしかありません。また、芝生の根が入っている既存の土は多めに鋤き取って処分してください。根が残りやすいのは敷地中央ではなく大抵端の方なので、犬走りやブロックなどと接している地際は特に念入りに取り除くといいと思います。
通常私共のような造園業者が芝生の撤去をする場合でもスコップで掘り起こしていくことが基本となります。ただし、つるはしや鋤簾(じょれん)などの道具とこれまでの経験則の中で道具を駆使して対応します。
本当は土ごとすべて掘り起こしていくのが確実です。芝生は非常に生命力が強く残ったところから生えてきます。一見撤去した際に、地上面はきれいになくなったかのように見えても、地下には残っていることがあります。言い換えれば、それくらいしないと本当にしっかりと芝生を撤去することは難しいということです。
芝生の撤去費用は環境次第になってしまいます。単純に広さではなく運び出す距離や、使う機材によって異なるからです。お見積もりは無料となっておりますので、お気軽にご相談ください。
目隠しの少ないオープンガーデンにしたのですが、実際は前の道を通る方が思ったより気になってしまっています。あまり予算はかけたくないのですが、目隠しをしたいです。
目隠ししたい位置、おそらくリビング掃き出し窓などだと思いますが、その位置に近いところで対策をすれば安く済み、遠くに対策をすれば高くなります。窓の目の前に木が一本あれば大いに目隠しになりますし、庭外側に対策したいなら、道路沿いの長い距離に対して何らかの対策をしなければいけないので、単純に工事量が増えるという事です。
ただ、すぐ目の前に木があるのは現実的ではありませんし、陽の入り方も変わってしまいますので、複数の種類の植木を必要に応じて配置するのが、費用対効果を考えれば最適かと思います。
舩越造園ではお客様の要望と状況を現地調査の上確認させていただきご提案させていただきます。せっかく費用をかけて作ったこだわりのお庭。オープンガーデンならなおさらだと思います。庭の景観を損なわず、かつ外からの視界を遮断できるよう、費用に合わせてご提案いたします。お見積もりは無料となっておりますので、お気軽にご相談ください。
庭の草がひどくて本当に困っています。ただ、何か対策をするにしても何から手を付けていいか分かりません。
対策は大きく分けて2つあります。生えないようにする方法と、草取りを誰かに任せる方法です。
生えないようにする方法は庭の造り替えなど大規模なものも考えられますが、代表的なものは防草シートの設置があります。現状の庭から草を取り除き、平らを取り、その上にシートを被せて固定するもので、こうして書けば単純ですがシートの種類や端の施工方法、シートの上に敷く砂利など、組み合わせによっては予算が非常に上下しますので、よく計画を立ててから実行されるといいと思います。
草取りを誰かに任せるのは、シルバー人材センターや障がい者施設など、お得に草取りをしてくれる所がありますので、それぞれお問い合わせ下さい。生えないようにする方法は初期投資が掛かり、後はお金があまり掛からない一方、草取り代行は初期投資が必要ないものの、都度都度経費がかかるイメージです。
舩越造園でも、草取りについては多くのご相談をいただき、特に防草シートの設置に関しては近年非常にニーズも高まっております。安価な防草シートは劣化しやすく、劣化したところから再び草が生えてしまうという状況があります。シートの端やつなぎ目、留め金部分からも草が生えてしまうことがあります。そのため、設置の際には費用だけではなく、劣化後のリスクも踏まえ、予算面を考慮しご提案させていただきます。施工は当社の経験豊富なスタッフが行いますので安心してお任せください。
また、当社では、障がい者施設と連携した草取り専門サービスの提供も行っておりますので、そうしたサービス提供も可能となります。障がい者の働く環境を少しでも良くしたいと思いサービス提供を開始しましたが、現在では草取りのほか全国対応のお墓参りサービスまで拡大しております。
庭の手入れとともに定期的なご利用をされるケースが多くなっております。費用についてはお庭の広さや状況により異なります。また、一般的に草が伸び、需要の多くなるハイシーズンよりも、その前後のシーズンのほうがお安くサービス提供できます。お見積もりは無料となっておりますので、お気軽にご相談ください。
庭木の水のやり方がよくわからないので教えてもらえますか?どのくらいの量をどのくらいの頻度でやれば良いのでしょうか?
確かに、水やりはどれだけの量をどのくらいの頻度でやったらいいのか迷いますよね。
お気に入りの庭木ならなおさらです。今回は、庭木に水をやる3つのポイントをお話したいと思います。
1.枝張りの真下付近がポイント!
植物の根っこでも、養分&水分を吸収できる根っこは実は広がった根っこの先端部分にほとんどあります。ですから水をやるのも、肥料をすき込むのも、枝張りの先端付近に与えてやると吸収が良いとされています。(枝張りとは、樹木が枝を広げたその一番先端部分です)
2.時間をかけてたっぷりがポイント!
毎日水をやっているのに、ちょっと数日旅行へいったら見事に枯れてしまった…そんな経験はありますでしょうか?
短時間の水やりは土の奥深くに水が届かず、浅いところに新しい根ができてしまいます。樹木だって手前の浅い地表面でチョコチョコと水を貰った方が楽ですから、根元の狭いエリアに新たに根を作り、大きく広げようとはしなくなります。
当然ながら毎日水やりをしていたのに突然何日も水やりを行わないと、土は表面から乾燥していくので、地表近くにしか根が無い樹木は枯れてしまう(枯れないまでも弱ってしまう)のです。
3.3日に1回くらいの頻度がポイント!
毎日水をやると、結局土の表面に水が存在している事実は変わらないので、2と同じ運命を辿ってしまいます。
3日に1回にする事で、初日は地表面にあった水が2日3日と経つうちに地下へ浸透し、逆に表面の水は乾燥により乾いて無くなります。そうなると自ずと庭木は、地面の深い所にある水を求めて下へ、深い所へと根を伸ばすようになります。
土の奥深くの水を吸わないとヤバイ!もっと深く根を伸ばさないと!木にそう思わせる事です。
しかしそうは言っても、なかなかこう上手く行かないのが世の常。 このように教科書どおりに行かなくても(事実3日に1回もあくまで目安ですから)根っこをイメージして、しっかり時間を掛けて水をあげる事が本当に一番大切な事です。
実は桜の移植には全く適さない7月上旬に植え替えを行なった事があります。
通常、そんな時期に移植を行うのは正気の沙汰ではないのですが、やむを得ない事情もあり、移植を敢行しました。幸い当社預かりでしたので、今の勘どころを伝えて日々水やりを行なったところ、炎天下の夏をものともせず、見事にみずみずしい葉っぱを広げ出しました。しかも、水やりを行なったのは、入社1年目の新入社員です。
上記ポイントをおさえ、水やりにほんの少しイメージと工夫をプラスすれば、きっと青々とした葉を茂らせる庭木を手に入れる事ができる事でしょう。
そして、愛情。
本当のコツは、4つ目のこれかもしれませんね!
冬になると落葉が多くて困っています。何か良い手入れの方法は無いでしょうか?
冬に葉が落ちるのは落葉樹の宿命ですのでこれを落とさないようにするのは不可能ですし、じゃあ常緑樹で…と思っても春の葉の更新時期になると、こちらも盛大に葉を落とすものもあります。そのため、安易に常緑樹を選べばいいというものではありません。
ここは葉を落とさないという視点ではなく、落葉の量を減らすという視点で管理を考えてはいかがでしょうか?
どうするかというと、秋口あたりに剪定をして枝葉の絶対量を減らしてしまうのです。
木陰が必要な9月中旬までは剪定するのを待って、それ以降に枝数を減らしつつ幅も詰める剪定方法で葉の絶対量を減らします。丁度秋祭りなどもあり、庭もサッパリさせるには良い時期ですし、庭木にとっても年に1回のタイミングで剪定するならば、悪くない時期だと思います。
ただし、種類によってはすでに花芽を付けている樹種もあり、強く切ってしまう事で、次の花が咲かなかったり、落葉する樹種は切り方によっては変な所から枝が無数に出てきて不格好になってしまったりする事も多々ありますので、注意が必要です。
この辺りは経験がモノを言う部分かと思いますので、当社のような造園業者にお任せいただくことで、庭のお手入れとともに、次のシーズンへの準備を整えていただくのがよろしいかと存じます。
不要な植木や庭石を処分したいが
庭石や庭木の撤去後に駐車場や新しく庭を作りかえるというご要望があり、業者さんが決まっているのであれば、その業者さんに依頼をされると良いと思います。不要な庭石や庭木を引き取る事を専業としている業者は基本的にありません。そのため、引き取りのみを依頼するのは、失礼にあたる場合もありますので、ご注意ください。
また、新しく庭の作り替えをする業者さんの中には「別の業者に庭石や庭木の引き取りを相談してみたらどうか」と持ちかける方もいるようです。通常は自社で責任を持って対応すべきことですから、そういう相談を持ちかける業者さんはあまり良い業者さんではないかもしれません。業者選定のひとつの基準にしていただくと良いと思います。
新しく庭を作りかえるというわけではなく、庭石や庭木の撤去を希望されるケースもあると思います。その場合には、お気軽に舩越造園までご相談ください。処分する量によってお見積もりさせていただきます。貴重な庭石や植木がある場合にはきちんと鑑定した上で費用を算出いたします。
ウッドデッキを作りたいが建築後でも大丈夫?
ウッドデッキは建築後の施工でも大丈夫です。施工された建築会社さんにお願いする形もできるでしょうが、当社にご依頼していただくことも可能です。
当社のウッドデッキは、庭造りのプロが提供するウッドデッキです。
庭全体の景観を考えたウッドデッキの設置を行います。また、建築会社さんと違い、素材に対するしがらみがありません。どうしても木造建築を生業としている建築会社さんの場合、ウッドデッキの素材も自社の製品(木材)を使いたがる傾向にあるように思います。
当社の場合、そうしたしがらみがありませんので、天竜杉やアマゾンジャラという海外の木材でウッドデッキを製作することもできますし、樹脂素材で製作することも可能です。
樹脂素材というと木に比べて何か陳腐さを感じるかもしれませんが、最近の樹脂素材は非常に良くできているので、高級感のあるウッドデッキを設置することができます。また、木の場合、腐食していきますので半年に1度くらいのペースでウッドデッキの塗りなおしやメンテナンスが必要になりますがそうした手間もかからないため、手軽にご利用できるというメリットがあります。
ただ、自然木には、当然『木』ならではの風合いの良さもあります。そう考えるとどんな素材でどのようにウッドデッキを作れば良いかというお悩みは、意外と多いかと思います。舩越造園では、住む方のご予算やご要望に応じ、庭造りのプロとして最適なウッドデッキの提案ができます。お気軽にご相談ください。
駐車場を整備したいがどうしたらいい?
大きく分けるとコンクリートなのか砂利なのかによって対応は変わります。
コンクリートの場合、まずは下地の整備を行い、その上にコンクリートを打っていきます。その際、1枚のコンクリートが大きいと割れやすくなってしまうため、目地を作っていきます。その目地の形状でデザイン性を出していきます。最近はスタンプで石を貼っているように見せることも可能です。このあたりのデザイン性は、対応業者の腕の見せ所になります。
砂利の場合は、下地さえしっかりしていればその上に砂利を敷く形になります。
本来の地面の高さより少し低く下地を整備し、そこに砂利を敷いていきます。その際、輪郭部分の処理が必要になってきます。
粒が小さいとタイヤの溝に入り込んでしまい、道路に出てしまうことが多いです。また、車などの加重を受け、砂利は動きがでます。そのため、砂利の粒は小さくないものを使うことをお勧めします。最近では砂利が移動しにくくなるような部材もあります。そのため、砂利駐車場のバリエーションも多くなってきています。
コンクリート駐車場の方が砂利駐車場に比べ費用はかかります。しかしながら、砂利が外に出てしまったり、汚れにくかったり、また草も生えないという利点があります。そして、石を貼る石貼りや枕木と芝生を使った駐車場など、コンクリートや砂利だけではなく駐車場にもいろいろな形があります。ご予算やデザイン(見た目)のご要望で選択していただければと思います。
造園業を営む舩越造園では、お庭とのつながりを考えた駐車場整備を行います。庭造りのノウハウを生かし、お家の外回り全般の景観や使い勝手を考えた駐車場作りを行います。最近では、後から駐車場を作りたいというご要望や、現在の庭を潰して新たに駐車場を増設したいなどといったご要望も多くいただきます。その際にも、庭の景観を生かしながらの駐車場作りを行っております。お気軽にご相談ください。
お正月なので門松を設置したい
門松には置き方があります。玄関を挟んで左右に置くのが一般的です。竹は3本が互い違いに入っていますが左右の門松の受け方にはV型と山型の2種類あり、それぞれに意味があります。V型は福を受けるという意味があり、お店などで好まれます。山形は災難を突き破るという意味と末広がりで、個人宅ではこちらが好まれる傾向にあります。
門松自体は松竹梅と、とにかく縁起物で構成されています。
松には常盤木という意味があり、常緑樹の永久性を表します。竹はまっすぐ伸びるという意味があります。梅には諸説あり春に早く咲くことが早年に成功を意味すると言われている面と梅は古木になってもしっかりと花をつけるため長寿を意味すると言われています。
竹の先を斜めに切るのは、三方ヶ原の合戦に大敗した徳川家康の家来が、正月に竹を切ったというのが始まりとも言われています。こうした形で門松には地域により様々な様式がありますが、舩越造園では遠州地域の伝統を受け継いだ門松を作成しております。
松竹梅以外に難を転ずるという意味の南天や、承継をうまくしていくという意味のユズリハなど縁起物の数をできるだけ増やしてお作りします。ほかにも縄は下から3周・5周・7周と七五三の数字で巻いたり結んだ後の縄の長さはエビを表し、もう一体の門松の結び目は梅を表しています。裾の藁は末広がり、竹の節の部分を斜めに切ることで笑った口を表現します。とにかく縁起がよすぎるくらいにいろいろなものを詰め込んで新しい年を迎えます。
高さは1m30cmで、年内は毎年12月20日までに注文をいただければお作りさせていただいております。
2020年末製作の門松は予約を終了いたしました。
昨年9月末に浜松を襲った台風は恐ろしい勢いでした。台風や嵐によって庭やエクステリアで問題になるアクシデントにはどんなものがあるのでしょうか
近年、大きな勢力を保ったまま日本に上陸する台風が増えているように思えます。様々な問題を事前に知っておくのは良い事だと思います。
まず、大型の台風によって最も目立って被害が出る箇所は、カーポートだと思われます。
側面の片側に柱があって、そこから骨組みが反対の側面に伸びて、ポリカボネードの半透明な屋根で覆われている。
一見、似たようなカーポートでも実は大きな違いがあります。
カタログなどを見て頂けると分かるのですが、カーポートにはそれぞれ耐風圧強度という数値がありまして、割と安めのカーポートでは風速36~38m/sに設定されています。
2018年9月末に上陸した台風は、浜松通過時には風速40m/s程度だったと言われており、風の方向や障害物の関係などで運悪く強度を上回る風のあおりを受けたご家庭では、ポリカボネードの屋根が吹き飛んでしまい、骨組みだけになってしまったということです。
もっとも、大きな台風が来そうだから屋根が飛ばないようにしっかり骨組みに固定しよう、などとは思わない方がいいです。このポリカボネード屋根がきれいに吹き飛ぶのは偶然でもなんでもなく、元々設計された仕様だからです。
どういう事かと言いますと、屋根のポリカボネードを頑丈に留めすぎると、今度は屋根を支えている柱に大きな負荷がかかり、今度は柱ごと飛びかねないリスクがあるからです。
屋根板だけ飛ぶのは、まあ危ないのですが、カーポートの柱ごと飛ぶのかと思えば、そこはそれ、万が一の非常事態に備えるという意味でも致し方の無い設計なのかなと思います。
植木に関しては、いわゆるコニファーと呼ばれる種類の樹木は、あっけなく倒れてしまう事が多いです。
これは、樹木の性質に関わる事なのですが、あれらコニファー類は根の張り方が浅く、地上付近に広がるように根が展開するんですね。
その割には枝葉をフサフサと葉広く成長させるので、風があまり無い地域では良いのかもしれませんが、浜松のような逃げ場のない風をもろに受けるような場所では、アッサリ倒れてしまう事がよくあります。
次に、浜松では街路樹によく使われているナンキンハゼ。秋にはきれいな紅葉を見せるあの樹木は枝が折れやすく、台風の過ぎた後に観察すると、案外大きな塊で道に落ちている所を見る事ができます。あの大きな枝の塊が走行中の車に落ちて来たら・・・ちょっと気持ちの良いものではありませんね。
また、街路樹は樹木の根元ギリギリまで舗装がなされていて、かつ根が十分に展開するだけの敷地も確保されていませんので、根元から抜けて倒れてしまう危険性もはらんでいます。
自然の前では人の力は無力です。
あまり無理をなさらず、間違っても不用意な外出などはせず、静かに嵐が過ぎ去るのを待つしか無いようです。
庭石が不要になったので引き取ってもらいたいのですが、どうしたらいいですか?
庭を解体して駐車場にしたり、家を増築するなど、庭を改修するためにそれまでに置いてあった庭石が不要になるのだと思います。通常は、その対応(工事を施工)した業者さんがいらなくなった庭石の処分をするのが当たり前のことだと思います。
しかしながら、中には工事を請け負ったものの、不要になった庭石は新しく出てきたものではないため、処分をしないという業者があると話を聞くことがあります。ひどい話のように思いますが、そういったことはしばしば有り、当社にご相談いただくケースもございます。
そういった場合の対応にはいくつかポイントがありますので、以下に紹介します。
1.庭屋さんの閑散期に相談をする
通常庭屋さんはお盆やお正月の前が繁忙期となります。逆にお盆明けやお正月明けは閑散期となる場合が多いです。本来やるべき業務ではないので、こういった相談は嫌がられるケースも多く、繁忙期は特に嫌がられてしまいます。そのため、ご相談は閑散期にされるほうが引き取っていただける可能性が高くなります。
2.庭石の種類が珍しい
鞍馬石、伊予石など、希少価値の高い石は引き取ってもらいやすいです。庭屋さんは引き取ったあとに、別の現場で使える可能性があります。様々な庭の相談があるため、高額な石は持っていて損が無いという考えになります。
3.使い勝手の良い石
石積みをする場合に積みやすい石、積みにくい石があります。すでに積み石として庭で使われている石は、石を積むための加工がなされている場合もあります。ほかにも通路用に置かれている飛石や沓脱石(掃き出し窓などに一段置いてある石)、灯篭などの石造は、同じく別の現場で使いやすくなるため、引き取ってもらいやすい石になります。
逆に絶対に引き取ってもらえない石はコンクリートがくっついてしまっている石です。石積みに加工してあってもコンクリートで固めている場合、コンクリートを再度はがす作業が発生してしまいます。そのため、コンクリートがくっついてしまっている石は、引き取ってもらえない石になります。そういう石は、産廃業者さんに引き取ってもらうしかないですね…しっかり経費を払って然るべき処理をしなくてはいけません。
そのため、まずは庭の改修をお考えになるのであれば、その後の処理も含めて施工業者さんに相談しましょう。舩越造園では、当社で施工した庭の改修において処分が必要な石が発生した場合には、必ずご相談にのっております。庭の改修の場合にはぜひご相談ください。