現在、庭造りの価格については2つの方向からアプローチするように考えています。 ひとつは「提案ありき」もうひとつは「価格ありき」です。
「提案ありき」とはどういうことかと言いますと、解決したい事や実現したい事に対して「ではこのくらいの金額でどうですか?」とご提案する方法です。
この場合、やらなければいけない事(やりたい事)が明確になっていますので、その施工内容を積み上げて行けば最低予算が出ます。そこから「ここは目立つからグレードを上げよう」とか「ここはこのまま行こう」と工種ごとに吟味して最終提案価格を決定します。この方法は既に既存の物があり、何らかの必要性があって形状変更したい庭のリフォームに適しているかなと思います。
「価格ありき」とは逆に何もない更地、まっさらな場所へ新たに庭を造っていくのに適していると思います。 選べる施工方法も使用材料も、その組み合わせを考えれば無限のようにある訳ですから、極端な話をすればどんな価格にも設定可能という事はお分かりいただけると思います。「予算は○○万円」という前提があって、「ではこんな感じのお庭でどうでしょうか?」とご提案する方法です。こちらは目安となる表をご用意しましたのでご自身の予算と照らし合わせてご検討下さい。
また、作庭の予算を安く上げたいならば植物を多用すると安く仕上げる事が可能です。
例えば、敷地を取り囲む壁をブロックで積み上げるか?フェンスを立てるか?植物で囲うか?で予算が全然違う事が分かって頂けると思います。
もちろん、その後のランニングコストという面では植物は成長していきますので当然毎年のように掛かってきますのでその辺、お忘れなきように。
当社では坪庭に関しては現場の腕利きの職人が直接お話を聞き、彼らのインスピレーションと技術で庭を仕上げるお任せ造園というサービスも行っていますので、もし「庭はよく分からないからすべて任せたいけど、途中で意見も取り上げてほしい」という要望がありましたらそちらでもお問合せ下さい。