建築士の方に今までの仕事のデザインを気に入って頂き、お問い合わせ下さいました。
現地調査ヒアリングしたところ道路から玄関ポーチまでの距離が短く、坂道だけでアプローチを通すと坂が急になりすぎてしまう事、シンボルツリーを植えたい事、建物との兼ね合いから雑木と自然石を使って、多少成形された自然過ぎないテイストのデザインが似合う事などを確認しました。
当初の意図通り、目指していたテイストでデザインしました。
丸みのない自然石を使った石積みはアプローチ脇と庭奥に造り、程よく植えた雑木の、上へと広がっていく勢いを繋ぎ止める役目を負っています。
懸案のアプローチは、道路近くに段を設けて高低差を解消し、舗装面は土舗装にて素朴な感じを出しました。
シンボルツリーはシマトネリコを採用。大きくなりがちな木ですが、周辺に障害物もなく、思い切り枝を伸ばしてくれても大丈夫な位置です。