あまり利用されていないオープンスペースを子供が遊んだりできるようにしたい、できればメンテナンスフリーで。というご要望に人工芝をご提案させて頂きました。当社では、あまり実施しない工事ですが、最近の人工芝は出来も良くなってきており、ご提案に耐えるのかなと感じています。
折角のオープンスペース、有効に使いたいですよね。
基本的に人工芝を施工するには、その端や隅の全てが何らかの物で止まっている状態を作らないといけません。
どうしても隅っこは見た目も悪く、ベロベロと剥がれやすいので、美観と補強の意味があります。
砂で不陸を取ります。表面に降った雨などシッカリと勾配を取って意図した方向に流すようにしておけば、結果長持ちしますので必要な作業と言えるでしょう。
防草シートを全面施工です。
やる業者、やらない業者、これは意見の分かれるところだと思いますが、せっかく人工芝を張るのでしたら、施工後、これから先に得られる素晴らしい時間を考えると、やっておいた方が良いのではないかと考えます。
あとはキッチリと切った人工芝を設置して完成。
一昔前の人工芝はビニル感満載のテカテカと光る印象でしたが、最近の人工芝は目の方向を統一してやることで、テカテカ感は随分緩和されています。
もちろん、本物の芝生には見えませんが、これはこれで面白い色かなと最近感じるようになりました。
コンクリートや枕木など、縁がストレートなものでしたら割と簡単に敷き詰められるのですが、自然石の縁石などがあると、これはもう妥協との戦いになってきます(笑)
しかしこの人工芝、メーカーによって肌触りが全然違うのが面白い所ですね。
当社で使っている人工芝は、ゴロゴロと寝転がっても違和感なく、かつテカテカ感がでにくいものを使用しています。
新たな素材にも挑戦しつつ「安らぎの空間」という軸はブレないようにしたいものです。