カーポート裏のフェンスが剥き出しになっている場所に生垣を植栽するご要望をいただきました。
当社は浜松市北区に会社がありますが、アクセスさえ良ければ天竜区でも作業にお伺いすることが可能です。目安としては自動車で片道1時間程度でしょうか。
もし庭造りや庭リフォームをお考えの方で「こんな遠くまで来てもらえないだろうな・・・」とお思いの方がいらっしゃいましたら、一度お問い合わせください。
カーポートの後ろは隣地の公共施設が目につきます。
一部、コンクリート平板が設置されている区間もあり、なかなか素人の方の装備では難しいと感じました。
周辺を多少試掘してみて、それほど難儀な事は無さそうだな手応えを感じたので、そこは見積もりに反映させます。
生垣の新設とは別に、既存の植栽が樹勢が悪く診てほしいとのご依頼を受けましたので確認したところ、明らかに根っこの状態が良くないのではないかというサインをいくつか見つけましたので、一度掘り上げて土壌改良した上で植え直し、発根を促すような環境に変えるご提案をさせていただきました。
そして、こちらの御施主様宅には立派なサクラの木があるのですが、よく見ると「てんぐ巣病」に罹患している枝がチラホラ見受けられます。
写真中央、下段の幹の股部分や中央上の方に、モジャモジャと通常より多めに細かい枝が出ているのが見えますでしょうか?
これはお施主様がご自身で発見されてご心配されていたので、まだごくごく初期の段階ではあるのですが、工事の際に一緒に病枝を切除してしまいましょう、とご提案させていただきました。てんぐ巣病とは、枝葉が異常なまでに細かく出てしまう病気の一種で、モジャモジャとした細かい枝葉が比較的高いところに発病することから、この名がついたとも言われています。
放っておくと全体に転移し、枝をスカスカのスポンジ状にしてしまい、最終的には枯らしてしまいます。
まずはベテランの職人に先乗りしてもらって、てんぐ巣病の枝を徹底的に切除してもらいました。葉っぱが載っているときにはなかなか発見するのは難しいのですが、そこは年季の入ったベテラン職人です。「取り切ったはずだよ」と白い巨塔の財前教授もかくやという頼もしい言葉をもらいまして(性格は財前教授とは全く違う誠実な人です・念のため)後顧の憂いなく植栽作業に進んでいけます。