2018年10月01日
配管をかわしながら瓦の縁石を入れていきます。
室外機やポンプなどでゴチャゴチャしがちなこのスペースは、もう思い切って庭とは別の空間として切り取ってしまった方が違和感無くできる場合もあります。
といってもトリミングはできませんので、異空間感を出すために何かで仕切って色もガラッと変えたスペースにする方法を採りました。
お客様がストックしている瓦もふんだんに使います。
面白い縁取りができました。
ヤバイくらいにドクダミの根が蔓延っていた部分は防草シートを敷きました。
じゃあそれでどうするかというと
防草シートの上に改めて庭土をのせます。
これで、ドクダミの繁殖がかなり抑える事ができると思います。
壁や瓦の裾部分は難しいですが、上に植える植物のチョイス次第ではかなり効果的だと思います。
2018年09月25日
庭造りをしていてよくあるのが埋設されている何らかのパイプと造園の構造物が干渉してしまう事です。
ズバッとしっかり干渉しています。まあ横断するのは干渉も一瞬なので割と何とかなるのですが・・・
浄化槽のコンクリート沿いに土留めを施工しようと思っていたらこの状況。
諦めてパイプを避けて建物側へ土留めを設置するしかありません。
マンホールの位置で事前に有りそうな事は分かっていても正確な位置までは分かりませんので、実際に掘ってみてこんな所に!?というのはあります。
できるだけ設計の段階で調査をすればいいのですが、拝観の図面が残っているお客様は少なく、残っていても掘ってみたら全然違うルートだったというのも稀にあります。
設計と極力変わらないレイアウトを維持できるように現場の担当者と話し合い、作業を進めていきます。
2018年09月14日
新たな造園のご依頼です。どくだみが酷くてお困りでした。
北側の日陰スペースですが日が当たる場所もあり、比較的明るいスペースです。
ローメンテナンスで四季も感じられ、お客さんが所有する材料をなるべく使って坪庭を作ってほしいというご要望です。
ご提案パース。
室外機やポンプなどが並ぶ建物沿いは思い切って瓦で仕切り、砂利敷きとして庭と完全に切り離しました。
庭内は起伏を作り、細長く単調なスペースに変化を出したかったのですが、土を運び入れずに作庭して欲しい旨、新たにご要望を頂きまして、地被の植物を変える事で起伏を表現する事にしました。
敷き詰める砂利は白い玉石砂利で、北側の庭に明るさを取り入れる事ができます。
作業開始です。
分かっていた事ですが、とにかくドクダミが凄い・・・
掘ったそばから山のようにドクダミの根っこが出てきます。
まずは下地造りから。地味な作業が続きますが、ここが最初で最大のヤマ場です。
時間を掛けてしっかり作業を進めていきます。
2018年09月10日
新築のお客様から砂利敷きの工事を頂きました。
ありがとうございました。
久しぶりの新築対応でした。やはり気持ちも引き締まりますね。
浜松では土木工事によく使います、青い砕石です。
土木工事では粉状のものも混じっていて、締りが良く、コンクリートの下地基礎などに利用されるのですが、砂利敷き用として使うのは粒度調整(早い話がふるいにかけて細かいものや大きすぎるものを取り除いた砕石)です。
ブロックも積みたてホヤホヤ(笑)
今回、防草シートの施工は行いませんでしたが、砂利を敷くだけでも草の生え方は大きく違いますので、草が生えて大変だけど、なかなか予算がねーという方は、一度ご検討されても良いのではないでしょうか?
2018年08月31日
今回はちょっと変わり種。
自然公園風の場所を野趣あふれる感じで歩くために(しかし歩きやすさも重視して)遊歩道を作成させて頂きました。
土留め&階段には、生えている竹を使いました。これぞリサイクル(笑)立派な太さの竹が一杯あります。
まあまあの急斜面です。段も無いけもの道では歩くだけで精一杯ですから、その辺、山整備のボランティアも意識しつつ歩きやすさは重要なのかなと感じました。
既存の竹を利利用した手すりなんかも作ってみました。
手すりの柱は焼杭です。
廃材を使って、沢を渡る橋を製作。
良い感じに寂びてます(笑)
こういった仕事は発想と在庫のバリエーションがモノをいいますので、あらかじめキッチリした見積を、というより大体こんな感じかな?で進めていって、着地点を探るという進め方になります。
ご興味がありましたらお声掛けください。