2018年09月10日
新築のお客様から砂利敷きの工事を頂きました。
ありがとうございました。
久しぶりの新築対応でした。やはり気持ちも引き締まりますね。
浜松では土木工事によく使います、青い砕石です。
土木工事では粉状のものも混じっていて、締りが良く、コンクリートの下地基礎などに利用されるのですが、砂利敷き用として使うのは粒度調整(早い話がふるいにかけて細かいものや大きすぎるものを取り除いた砕石)です。
ブロックも積みたてホヤホヤ(笑)
今回、防草シートの施工は行いませんでしたが、砂利を敷くだけでも草の生え方は大きく違いますので、草が生えて大変だけど、なかなか予算がねーという方は、一度ご検討されても良いのではないでしょうか?
2018年08月31日
今回はちょっと変わり種。
自然公園風の場所を野趣あふれる感じで歩くために(しかし歩きやすさも重視して)遊歩道を作成させて頂きました。
土留め&階段には、生えている竹を使いました。これぞリサイクル(笑)立派な太さの竹が一杯あります。
まあまあの急斜面です。段も無いけもの道では歩くだけで精一杯ですから、その辺、山整備のボランティアも意識しつつ歩きやすさは重要なのかなと感じました。
既存の竹を利利用した手すりなんかも作ってみました。
手すりの柱は焼杭です。
廃材を使って、沢を渡る橋を製作。
良い感じに寂びてます(笑)
こういった仕事は発想と在庫のバリエーションがモノをいいますので、あらかじめキッチリした見積を、というより大体こんな感じかな?で進めていって、着地点を探るという進め方になります。
ご興味がありましたらお声掛けください。
2018年08月17日
いつも思うのですが、庭造りの作業そのものは地味な動きの連続でして、その作業過程の大部分においては発想力とは無縁の時間が多くを占めています。
既存の土を起こし、残った木の根や草などを丁寧に取り除き、堆肥などの土壌改良剤を混ぜ、時には土そのものを混ぜ、植物の生育に良い環境を作ります。
植物を植えこんだ後も、必要なものは支柱をし、土をなるべくむき出しにさせないようにマルチングを施工します。
今回植栽に使用した植物は、ニューサイランやドドナエア、ナリヒラなどを中心に、緑の濃淡と赤系の植物をアクセントにする、通行される方も見て楽しい庭ができました。
創造的な時間帯というのは、なにもこの植栽のチョイスや配置を考えているだけに留まらず、どれに支柱をするか?マルチングをするか?土中の障害物があったらどうするか?などでも発揮されるものですので、実作業を行うからといって想像力が無くてもいいだろうというのではなく、実作業だからこそ瞬間的な想像力とその引き出し、そして応用力が必要なのかなと感じています。
マンション植栽、完成です。
2018年08月10日
管理人室前の改修作業です。
伸び放題のヒイラギナンテン。
どのエリアでもこの樹木だけが成長旺盛です。
もはや基本中の基本、土を掘って土壌改良です。
立水栓のある奥のエリアは思い切って砂利だけにしました。
お客様に好評だった白玉砂利。
暗い空間を反射光で少しでも明るくしてくれます。
成長後の植栽のボリュームと色合いを考えて、今は物足りないくらいの量を植え込みます。
今完成させてしまうと、今後植物が大きくなった時に大変な管理作業になってしまいますし、狭い空間に多くの植栽がひしめき合っている状態はあまり良いとはいえません。
最初は「多少物足りないかな?」このくらいで丁度良いのです。
しかしそうは言っても、スカスカのスペースから雑草がボサボサに生えてきてしまっては本末転倒ですから、仕上げにマルチングをします。
木くずで地面を覆って日光を遮り、元々土の中にある雑草の種の発芽を抑制すると共に、新たに飛んできた種が発芽してもフカフカのマルチングで根を抜きやすくする、そんな効果があります。
2018年07月20日
前回と同じようにタマリュウを使って大部分を覆い、少し樹木を植えこんだパターンのエリアも造りました。
既存は前回と同じく、ヒイラギナンテンです。荒れた印象がどうしても拭えません。
土を起こします。基本です。
前回同様タマリュウを敷き詰めていきます。
最近ではマット状になった材料が売られていますのでこれを使います。材料より人件費の方が高い現代では、必須の材料と言えるでしょう。
最後にホソバヒイラギナンテンを植え込んで完成。
既存で植えてあったヒイラギナンテンより葉が細く柔らかくどことなく南国のイメージを抱かせるホソバヒイラギナンテンは、リゾートの演出などで重宝しています。