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有限会社舩越造園

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低くても効果のある目隠しの作り方

オープンガーデンという言葉が出始めて随分経ちますが、庭を開けっぴろげにして解放感を演出したり、庭の中まで丸見えの方がかえって防犯上良いという話もあったりで、最近ではあまり庭を見えないように仕切る方は圧倒的に減っているように見受けられます。

しかし一方で、洗濯物をオモテに干さなきゃならない、風を通すためにリビングを開放すると通行人が気になる、などの理由から「やっぱり余り見えないようにしたい」というお客様も増えている事も事実です。

しかし道路にいる通行人からの視線を遮るには最低でも1.5mくらいの仕切りが必要で、よくあるフェンスなどでは2段仕様にして高価格化したり生垣でも樹高1.5以上になると途端に仕入れ額が跳ね上がったりとなかなか難しい問題もあります。

しかも、道路から1.5m以上のフェンスや生垣がドン!と立っている庭は外から見るとこれはこれで圧倒感が合ったりする訳で、さてどうしたものかと思案のしどころです。

しかし、ブロックで嵩上げしたその上に生垣を設置するのは見た目のパターンが変わって、圧倒感も緩和されていい感じに仕上がると思います。

生垣をブロックで嵩上げしたその上一杯に植えるためには土を入れなければいけないのですが、道路側はブロックで良いとしても庭側はどうやって嵩上げするか?花壇のようにブロックでぐるぐる囲ってしまうか?という難題には、こんな方法はいかがでしょうか?

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そうです、自然石の縁石なら余分にコンクリートも使わず土を留められますし、中から見た庭の格調はグッと高まります。

コンクリートブロックだと下地のコンクリート基礎を打って鉄筋を入れて積上げるのにモルタルを・・・となんだかんだで予算が嵩みますので、少し大きめの自然石を(と言っても手で動く程度ですが)据えて行けば自分の重みでシッカリと地面に安定します。

グッと和風寄りになるのが難点だと思われるかもしれませんが、石沿いに這うような植物を植えたりして石そのものをあまり見えないようにしてあげれば、どんな庭にも合うと思いますよ。

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