2016年02月09日
今日は通りすがりに見つけた面白いテクスチャーを持つものがあったのでご紹介します。
ゴロタ石を使った野面積み・・・の変形(^^; とでも言いましょうか。
とにかく素朴な田舎のどこにでもある、車で走っていても目に留まる事もない、何の変哲もない石積みです。
しかし、広大な畑の一部として存在するから目に留まりにくいのであって、これが庭に取り入れられていたらどうでしょうか?この正面から見た表情は侮れないものがあります。
狭小スペースの庭を良くするには、平面の利用だけでは限界があります。3次元的に、つまり上下方向にも変化を付ければ、より複雑なバランスを表現する事ができます。
その際、地面の高さを変えるのは最もお手頃で取り入れやすく、効果も高い手法でして、その高さを出すために土留めをする「何か」にこんな感じの石積みを利用すれば、1個1個違う表情を持った石が個性を放ってくれると思います。
狭小スペースの庭は高低差を活用する。
その土留めの表面も個性的なテクスチャーにする。
とってもお得なポイントでした。