舩越造園では、毎年この時期『縁起が良すぎる門松』を作成しております。
高さは1m30cmで、年内は毎年12月20日までに注文をいただければお作りさせていただいております。
門松には置き方があります。玄関を挟んで左右に置くのが一般的です。竹は3本が互い違いに入っていますが左右の門松の受け方にはV型と山型の2種類あり、それぞれに意味があります。V型は福を受けるという意味があり、お店などで好まれます。山形は災難を突き破るという意味と末広がりで、個人宅ではこちらが好まれる傾向にあります。
門松自体は松竹梅と、とにかく縁起物で構成されています。
松には常盤木という意味があり、常緑樹の永久性を表します。竹はまっすぐ伸びるという意味があります。梅には諸説あり春に早く咲くことが早年に成功を意味すると言われている面と梅は古木になってもしっかりと花をつけるため長寿を意味すると言われています。
竹の先を斜めに切るのは、三方ヶ原の合戦に大敗した徳川家康の家来が、正月に竹を切ったというのが始まりとも言われています。こうした形で門松には地域により様々な様式がありますが、舩越造園では遠州地域の伝統を受け継いだ門松を作成しております。
松竹梅以外に難を転ずるという意味の南天や、承継をうまくしていくという意味のユズリハなど縁起物の数をできるだけ増やしてお作りします。ほかにも縄は下から3周・5周・7周と七五三の数字で巻いたり結んだ後の縄の長さはエビを表し、もう一体の門松の結び目は梅を表しています。裾の藁は末広がり、竹の節の部分を斜めに切ることで笑った口を表現します。とにかく縁起がよすぎるくらいにいろいろなものを詰め込んで新しい年を迎えます。
興味のある方はご相談ください。
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